概要

  • 開催日時: 2016年6月24日(金)
  • 開催場所: ルーテル市ケ谷センター
  • 定員:会議室1:30名,会議室2:20名
  • 最少催行人数:5名(各講座共通) (最少催行人数に達しなかった場合には中止となる場合があります.中止となる場合は開催日の7日前までにご連絡します)
  • 講習会参加(懇親会のみ参加の方もこちらから)申込
    • 参加申込ページ
    • 参加申込締切予定:2016年6月17日(金)
  • 講習会に参加された正会員・学生会員の方で希望者には,OpenFOAM(R)ユーザガイド和訳の旧版(Version2.1.1,Version2.1.0)を在庫がある限り一部無料で進呈します.また,講習会に参加された学生会員の希望者の方にはOpenFOAM(R)プログラマズガイド和訳 Version2.1.0を一部無料で進呈致します.申し込み時に備考欄にその旨記載ください。

オープンCAE講習会プログラム

時間 講習会(場所:会議室1) 時間 講習会(場所:会議室2)
10:00-10:30 受付
10:30-12:00 モデリングトレーニング(初級)「基礎からのFreeCAD」(初級)
講師:坪田 遼(オープンCAE勉強会@関西)
構造・流体解析で必要になることが多い3次元CADソフトFreeCADでのモデリング手法について「基礎からのFreeCAD(工学社)」の著者が解説します。
10:30-12:00 流体トレーニング(初・中級)「Flowsquare(フロースクエア)による流体解析」
講師:源 勇気(東京工業大学)

Flowsquareを使った流体解析手法を解説する.
12:00-13:00 昼食・受付(12:30から)
13:00-14:30 流体トレーニング(初級)「はじめてのDEXCS for OpenFOAM」
講師:野村 悦治(OCSE2)

DEXCS for OpenFOAMの概要説明.操作解説.マシンの起動からモデル設定,計算実行,結果の可視化まで,一連の作業の講習を行うとともに,講習後の実践的な活用に向けての使用法を概説します.
13:00-14:30 構造トレーニング(中級)「Salome-Meca弾塑性解析」
講師:柴田 良一(岐阜工業高等専門学校)
実践的構造解析で不可欠となる弾塑性解析を,Salome-Mecaを用いて実現する基本的な解析手順を解説します.教材のファイルと指定のテキストを用いて解析手順を解説した後,結果を実験結果と比較検証し妥当性の検証などを行います.
 

14:30-14:45

休憩
14:45-16:15 流体トレーニング(初・中級)「OpenFOAMに使用するメッシュ生成法」講師:野村 悦治(OCSE2)
OpenFOAMで使用する格子生成方法についてsnappyHexMesh, CfMeshなど各種メッシュ生成方法の概要説明とそれぞれの特徴、Salomeなど外部メッシュ取り込み方法や注意点などデモを中心に解説します.
14:45-16:15 構造トレーニング(中級) 「Salome-Meca接触解析」
講師:柴田 良一(岐阜工業高等専門学校)
アセンブリモデルの解析で必要な接触解析を,Salome-Mecaを用いて実現する基本的な解析手順を解説します.教材のファイルと指定のテキストを用いて基本となる解析手順を解説した後,条件設定を変更した応用解析を進めます.
16:15-16:30 休憩
16:30-17:30 16:30-17:30 社員総会
正会員のみ参加可,参加費無料.
17:30- 懇親会

参加費

以下は税込価格です.

会員種別 正・賛助・公益会員 学生会員 社会人非会員 学生非会員
講習会 10,000円 5,000円 20,000円 10,000円
ブータブルUSBメモリ(+講習会資料)購入 3,000円 3,000円 3,000円 3,000円
懇親会 5,000円 3,000円 5,000円 3,000円
  • 講習会参加費は参加個数によらず定額です.
  • Salome-mecaの構造コース(柴田先生講師)2講座受講の場合は上記の講習会費用から下記金額を値引きいたします.そのかわり指定テキストの事前購入が必要です(当日の販売も致しますが、希望者は備考欄にその旨記載ください).
  • 講習用のブータブルUSBメモリ(講習用テキストも同梱(Salome-meca構造講習は除く)は今回参加費に含まれておりませんが、講習会テキストと解析環境については参加者の方に事前にインターネットから配付いたします.
  • なおネットワークからのインストール等がうまくいかない方やUSBメモリでの配付を希望される方向けに講習用のブータブルUSBメモリ(流体コース野村様ご担当コースのみ+構造コースを除く全講習用テキストも同梱)を有料販売いたします。配付希望者は講習会と合わせてUSBメモリ購入希望を申込みください.
  • モデリングトレーニング(初級)「基礎からのFreeCAD」(初級)の参考図書として下記書籍購入をおすすめいたします.なお本講習受講には必須ではありません.本講習会はオリジナル資料にて行います.
  • 賛助会員は3名まで,公益会員は1名まで正会員の参加費と同じです.
  • 参加申込時に学会入会申込をされる方は会員価格が適用されます.こちらをご覧ください.

講習環境(予定)

トレーニングではそれそれ下記の環境にて演習を行います.各自のPCにて動作確認をお願いします.

モデリングトレーニング「基礎からのFreeCAD」

  • Windows 7、Windows 10、Ubuntu 14.04、Mac OS X El Capitanのいずれか。上記OS以外でもFreeCADを利用可能なものがありますが操作手順などが講習と異なる可能性がありますので各自自己責任にてご利用ください.
  • FreeCADのバージョンは0.16を推奨します。0.14、0.15でも受講可能ですが操作手順などが異なる場合があります。インストール・起動確認は各自で事前にお願いいたします。 なおOSのユーザー名に日本語が含まれる場合、FreeCADが起動できない場合があるのでご注意ください.
  • Windows、Mac OS Xではここからインストーラーがダウンロード可能です。
  • Ubuntuではソフトウェアセンターからのインストール後にPPAの追加と更新が必要です。 手順についてはここからをご参照ください。
  • 流体トレーニング用のDEXCS2015 for OpenFOAM(R)の特別版の環境にインストール済のFreeCAD Version.0.16をそのまま使用できます(確認済).

流体トレーニング(中級)「Flowsquare(フロースクエア)による流体解析」

  • 動作環境: Windows Me, 2000, XP, Vista, 7(ウィンドウズ8以降は未確認ですが動くかもしれません。)
  • Flowsquare(フロースクエア)のインストールはここから各自お願いいたします.

流体トレーニング(中級)「流体トレーニング(初級)「はじめてのDEXCS for OpenFOAM」および流体トレーニング(初・中級)「OpenFOAMに使用するメッシュ生成法」

DEXCS2015 for OpenFOAM(R)の特別版を使用します.受講者には事前にダウンロード先のアドレスをお知らせいたしますのでので、対象ISOファイルをダウンロードして、持参のノート PCにて、以下1-3のどれかの方法で計算環境を構築しておいて下さい.

  1. DVDもしくはUSBメモリにイメージ焼付けし、ライブモード起動が可能であることを確認
    (本講習会用に販売しているブータブルUSBメモリではライブモード起動が可能です)
  2. HDDにクリーンインストール
  3. VirtualBoxやVMPlayerなどを使った仮想環境を構築HDDにクリーンインストール、もしくは仮想環境で使用する場合は、HDDの空き容量が30GB 以上必要です.クリーンインストールする場合は既存のOSを誤って消去する可能性があるため、十分注意して行ってください. ライブモードでの実習も可能で、その場合はHDDは使用しませんが、  DVDもしくは USBメモリブートが可能になるよう、  事前のBIOS設定が必要です。
    構築方法はここを参考にして下さい。

ノートパソコンを持参ください.推奨環境は以下の通りです.

  • CPU: Pentium4以上 (64bit対応のCPU)
  • OS: Windows XP以降(CPUが64bit対応であれば,OSは32bit版でも可),または MacOS X 10.5以降
  • RAM: 2GB以上
  • 空きUSBポート: 1つ以上
  • マウス: Macの場合には,ParaViewの操作のために外付けのホイールボタン付きマウスを持参されることをお勧めします.
  • 並列計算の演習を行いますので,ノートPCのコア数が2つ以上が望ましいですが,コア数1でも擬似的に並列計算の演習は行えます.
  • Macの場合には,USBメモリから起動できないので,その代わりにUSBメモリで配布するディスクイメージをVirtualBoxやVMWare等の仮想環境ソフトウェアから起動して頂きます.そのため,必ず事前に仮想環境ソフトウェアをインストールしておいてください.
  • Windows8.1以降のマシンでは,通常にはUSBメモリから起動できない場合がありますので,その変更方法(UEFI BIOS)がわからない場合は,上のMacの場合と同じく事前に仮想環境ソフトウェア(VMWare Player がお勧め)をインストールしておいてください.
  • 流体トレーニングでDEXCS2015 for OpenFOAM(R)の公開版をインストールされた環境があれば,ほぼ同等の演習が出来ますが,特に一部実施できない演習があります.

構造トレーニング(中級)「Salome-Meca弾塑性解析」および「Salome-Meca接触解析」

DEXCS Salome 2014( DEXCS2014-Salome-D1-B2-64(64bit) DVD起動用ISOイメージファイル) を使用します.受講者は事前にここから対象ISOファイルをダウンロードして、持参のノート PCにて、以下1-3のどれかの方法で計算環境を構築しておいて下さい.もしくは講習で使用する書籍に付属のDVDを使用することも可能です.

  1. DVDもしくはUSBメモリにイメージ焼付けし、ライブモード起動が可能であることを確認
    (書籍付属のDVDではライブモード起動が可能です)
  2. HDDにクリーンインストール
  3. VirtualBoxやVMPlayerなどを使った仮想環境を構築